昨年の秋、
久しぶりにスイスのツェルマットへ行く機会がありました。
標高3,500メートルでスキーを履く事自体には
それ程緊張があるわけでは無いけれど、
毎日の積み重ねに身体がどうなるか?
トレーニングもしていないしなぁと
少し緊張気味に向かったのを覚えています。
スタッフとして行く山は、自分自身が滑る本数はほんの少し。
瞬間瞬間を全力で頑張る選手たちを見守りながら、
毎日ほんの少し滑ることが出来る。
これがまだまだ続くなんて「なんて贅沢なんだろう!」と、
いつのまにかそう思いながら過ごしている私がいました。
東京の空とも白馬の空とも確実に違う濃く青い空の下、
雪上にいられる幸福感に毎日包まれたツェルマットは、
また新たに雪山への恋焦がれる想いを
積み重ねる機会となりました。
今度の冬は何回雪の上に立てるかな?
今からXPと過ごせる時間が待ち遠しい。